北九州で生まれた若手劇団、初の小劇場公演!
現代に生きる人々へのエールと問いかけを描く。
物はどんどん減っていく。情報はどんどん増えていく。
生まれ、存在し、そしていなくなる。それが私たちから見た人間の真実で、逃れようのないルールで、そして、あくまでそれに従っていた。
こえの聴こえる——いなくなったあなたの証拠を探して、今日も夜空の月を見上げる。
これは、存在と意識についての、物語。
作・演出 山口大器(劇団言魂) コメント
劇団言魂は2014年に北九州の大学生が集まって結成されました。その後、若手劇団なりに紆余曲折あり、現在の形に落ち着いて(?)います。そうして、2020年の今年、初めて北九州芸術劇場小劇場にて本公演をさせていただきます。演劇で何ができるか、グズグズ考えていますが、答えは程遠く。それでも描きたい風景は浮かんでは消え、言葉は溢れています。時々取り止めもなくなって、そこに誰か、僕以外の「こえ」がしてくるように。一所懸命にがんばります。
作・演出
山口大器
出演
文目卓弥(飛ぶ劇場)、隠塚詩織(万能グローブ ガラパゴスダイナモス)、青野大輔(非・売れ線系ビーナス)
阿部桃子、山根健輔、横佐古力彰(以上、劇団言魂)
劇団言魂とは
2014年北九州市立大学ひびきのキャンパスメンバーを中心に発足。演劇を見ない大学生に届ける演劇、を創作してきた。「プチ科学」をモチーフにしながら、小気味いいテンポの会話で身の回りに潜むドラマを描く。
備考
主催/劇団言魂
提携/北九州芸術劇場